会社員に副業が必要な20の理由!お金がないは副業で乗り越える

中野貴利人
監修中野貴利人
株式会社ネットピコ 代表取締役

会社員に副業が必要な20の理由!お金がないは副業で乗り越える

  1. 自分の将来が不安な人は69%もいる
  2. 私たちに副業が必要な20の理由
  3. お金がないを解決する7つの手順

自分の将来が不安な人は69%もいる

日本人の平均年収は1997年の467万円から下がり続けて、10年後の2007年は437万円になりました。さらに2009年はリーマンショック後で406万円、2011年は東日本大震災で409万円となり、低い収入が続きます。

その後、2014年は415万円、2015年は420万円、2016年は422万円と徐々に回復傾向にありながら、400万円前半の停滞からは抜け出せません。

さらに日本政府には1,000兆円以上の借金がある上、人口減と少子高齢化によって社会保障費の負担が重くなり、予算が確保できません。そのため、徐々に健康保険料や厚生年金保険料が上がっている状態です。

そのため、仮に現役世代の給与が上がったとしても、高齢者世代より手取り額が少なくなります。すでに年収500万円の人の手取り額は2012~2016年の5年で約5万円も減りました。

実際に使えるお金である可処分所得が、私たちの理想とはかけ離れた金額になってしまい、すでに人生設計に不安を感じる人が増えています。

内閣府の2014年の「人口、経済社会等の日本の将来像に関する世論調査」でも「自身の将来について、不安を感じるか」に対して、不安を感じる人は69%もいました。ただ、その不安は副業で解決できるかもしれません。

私たちに副業が必要な20の理由

私たちの不安を解決するには、本業、転職、投資、副業、起業などで収入を増やすことです。その中でも副業は空き時間をお金に換える効率的な方法であり、基本的にリスクもありません。

ただし、シンプルに「お金のためにいつも以上に働く」という動機だけでは漠然としすぎていて、モチベーションは続かないです。

そこで副業を始める前に「現状維持では不安が解決できないこと」と「いつまでにいくら必要か」を理解して、長期的なモチベーションを高めていきましょう。参考に「会社員や主婦に副業が必要な理由」を20個紹介します。

  1. 日本人は一生涯で平均2億7,000万円しか稼げません。
  2. 日本人は一生涯で平均3億4,000万円も使ってしまいます。
  3. 貯蓄は手取り1年分は必要ですが、大勢の人が足りていません。
  4. バブル世代が会社に居座り、20~40代の給料は上がりにくいです。
  5. 投資をして資産を増やしたくても、元手が乏しいです。
  6. 節約だけでは限界があり、ストレスも増えてしまいます。
  7. 年収300万円以下など、収入が低いほど既婚率も下がっていきます。
  8. 夫婦共働き世帯が過半数に達し、稼げるうちに稼ぐことが大切です。
  9. 1人の子供を大学に行かせるまで、平均1,000万円かかります。
  10. 頭金20%以下の住宅ローンは、利息がかなりの負担になります。
  11. 自動車は維持費だけで年間40万円は必要になります。
  12. 金融資産が多いほど、高額な保険料は必要なくなります。
  13. 医療費は歳を取るごとに年10万、20万、30万円と増えます。
  14. 老後の平均支出は夫婦で月24万円で、20年間で5,000万円以上です。
  15. 日本政府は財政危機や年金不信を解決できない可能性が高いです。
  16. 借金ができない日本政府は、国民負担増の法案を可決します。
  17. 会社はルーチンワークで、効率的なキャリアアップができません。
  18. 会社では自分が頑張っても、収入が増えずに報われないです。
  19. 現状維持では成長が実感できずに、幸せを感じにくいです。
  20. お金がないからできないと諦めると、人生がつまらないです。

すべてが不安を煽るような内容ですが、逆に「あなたは大丈夫」と言われてしまうと、そこで「副業をやるぞ」とはなりません。そもそも、副業をする動機は将来設計を考える中で生まれます。私たちが理想の未来を勝ち取るためにも、まずは将来を見据えた危機意識を持つことが重要です。

私たちがすべきことは明確です。副業でダブルインカムを達成し、同時に仕事力やキャリアを向上させるために、継続的に資格や英語の勉強に専念することが、将来を見据えてリスクヘッジになります。

お金がないを解決する7つの手順

日本ではお金がなくても幸せにはなれますが、お金で幸せを感じやすい社会です。実に「悩み事の80%はお金で解決できる」という調査もあります。

私たちは基本的に生活のために働いていますし、遊びだけではなく、健康や病気もお金があることで選択肢が広がります。収入増は幸せに直結しませんが、大抵の欲は満たされて、貪欲、怒り、愚痴の三毒も減りやすいです。

だからこそ、お金の必要性を素直に認めて、慢性的な苦労をしないためにも、次の「お金がないを解決する7つの手順」を実施してみましょう。

1

不況や危機を意識する

景気のサイクルは31~86カ月であり、平均50カ月です。つまり、不況を脱しても50カ月以内に、再度不況を経験します。会社勤めを45年間続けるなら「45年間÷50カ月=10.8セット」の好不況を交互に体感するでしょう。

仮にあなたが30代であれば、少なくとも2~3回は不況を体験します。また、好況であっても収入が上がるとは限りませんし、リーマンショックのような大不況が起こると、ダメージは長期間続きます。

このように不況や危機を意識をすることで、早めに副業の必要性に気づくことが大切です。50代や60代では体力が衰えて、悪い意味で落ち着いてしまいがちです。貪欲さがあるうちに新しいことに挑戦してみましょう。

2

本業にやりがいを見出す

本業に全力で挑んでも、見返りは期待できないかもしれません。ただ、その頑張りを上司や同僚は見ていて、徐々に「成果が認められる、成果を期待される、人間関係が良くなる、ストレスが軽くなる、やりがいを感じる」と正のスパイラルができることがあります。

その結果、本業の収入が増えるチャンスが巡ってきます。例えば「昇給で反映される、業績アップで賞与が増える、残業時間が自然と増える、長年の実績で昇格する」などです。本業を頑張ることは無駄にはなりません。

ただし、本業が派遣労働やアルバイトの人はワーキングプアに陥るために除きます。派遣労働は収入が途絶えたり、給与もほぼ上がらないですし、フリーターは低い時給で単純作業を繰り返し、将来性がないからです。

3

副業のために転職をする

副業は本業ありきであり、生活費の原資となる給与が重要であることは間違いないです。しかし「①長時間労働、②高年齢化、③副業禁止」のいずれかにあなたの会社が当てはまるときは、本業の変え時かもしれません。

①長時間労働が是正されず、睡眠不足や慢性疲労になり、さらにその代償が十分でない場合は、いわゆる社畜と化してしまいます。今よりも待遇や労働条件の良い会社は溢れていますので、すぐに転職をしましょう。

②高年齢化した会社では、40代の非氷河期組や50~60代のバブル入社組が詰まっています。彼らの一部は生産性が極端に低いですが、それなりのポジションに居座っているため、若い世代は昇給や出世が期待できません。

③副業禁止の企業は減少傾向にあり、大企業や公務員も認め始めています。この柔軟な働き方が求められる時代において、未だに副業禁止などという社員のプライベートに干渉する企業では、時代に取り残されます。

4

貯蓄は貯め時を理解する

貯蓄は手取りの10~30%を毎月確保できることが望ましいですが、結婚、出産、住宅購入のほか、病気や介護など突発的な事由によって支出が安定せず、常にその割合で貯められるわけではありません。

ただ、結婚前の独身期と出産前の共働き期は、本人や親の年齢が若いために病気のリスクが低く、子供もいないことで支出も限定的であるため、貯め時です。20~30代は先を見据えた貯蓄を考えましょう。

第1目標は100万円として貯蓄を習慣化し、第2目標は年収1年分として不測の事態に備えます。第3目標は住居や子供など用途別に設定します。同時に投資でお金にお金を稼いでもらいます。投資の中でおすすめは投資積立です。

5

家計の支出を把握する

副収入を得ても支出が増えたらお金は貯まりません。節約のためにもまずは支出の平均額と自分の支出額を把握します。総務省の2017年時点の「家計調査年報」によると、2人以上の勤労者世帯の支出は平均28.3万円でした。

食費は7.3万円、住居は1.7万円、水道光熱費は2.2万円、家具・家事は1.1万円、被服類は1.1万円、保険医療は1.3万円、交通・通信は3.9万円、教育は2.8万円、その他は5.9万円です。住居が低い理由は持ち家の人の住宅ローン分が含まれていないためです。

次に自分の支出額を記録するためには、支出をカード払いに集中することが有効です。現金はお金を使った感覚が得られますが、記録漏れが発生しやすく、現金の引き出しと支出の記録付けのために時間を消費します。

カード払いならスマホアプリと連携することで自動で仕分けされて、記録漏れがなくなり、後払いによって支払いを一括で見直す行為が習慣化されます。さらにポイントも貯まってかなりお得です。

6

同居や副業で節約する

支出を把握することで、ようやく節約が実践できます。節約術の中では同居と副業は効果大です。月5万円の家賃を支払っていた人同士が同棲や結婚をしても、家賃は月10万円にはならず、1.5倍程度の7万~8万円で収まります。

1人暮らしをやめて親と同居したり、ルームシェアで4人で暮らすように、住居費は複数で割ると圧倒的に節約できるわけです。同時に食費や水道光熱費の節約も含めて、2人で月5万円節約できたら年60万円は追加で貯まります。

また、副業をすることで自然と支出が減ります。副業という労働行為によって収入が増えますが、同時にお金を使う時間や機会を奪うために、加速度的に貯金ができる究極の節約術になります。

7

副業で長期的にお金を稼ぐ

ランチ代を500円節約しても、月20日勤務で1カ月1万円しか浮きません。支出を減らす行動には限界があり、いずれパンクします。それが副業なら過去のアンケートでも副収入は平均4万円を超えており、我慢してランチ代の4倍以上になっています。

副業は「本業で叶わない仕事内容ややりがいを求めたい、転職するほどではないけれど収入を増やしたい、いきなり起業ではなく週末に試したい」という人にも最適な方法です。副業による努力は長期的にも役立ちます。

また、副収入が確保できるようになると、残業代や賞与があまり気にならなくなり、収入減によるストレスから開放されます。上司の顔色や査定を気にすることなく、本業で積極的な行動が取れるようになった人もいます。

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公開日公開日 2014.10.24
更新日更新日 2018.07.18

著作・制作など

中野貴利人
中野貴利人
監修・執筆・編集
株式会社ネットピコ代表取締役。著書にど素人でも稼げるネット副業の本など。過去の取材はメディア掲載履歴で紹介。